HOME>理事長ごあいさつ

医療法人社団法山会
理事長   山下巖

山下診療所の診療方針

  当診療所は、自由が丘・大塚に二つの診療所がありますが、ともに医科と歯科が併設された都市型のクリニックです。地域にお住まいの方や周囲にお勤めの方が、気軽に受診できるクリニックであり、また駅のすぐ隣に位置していることから、鉄道を使って遠方からも通院できる利便性を持ったクリニックです。初診で受診される方も多く、急性期医療・一次救急医療を担っております。一方で、慢性疾患の医療や専門医療をじっくりと安心して継続できるという機能も果たしてまいりたいと考えています。結果的に、かかりつけ医・総合医として、いつでも何でもご相談していただける、「頼りになるクリニック」を目指しております。

  当院の沿革は、昭和39年創業の「山下歯科」にさかのぼります。おもに小児歯科を中心にした歯科診療所を、自由が丘のビルの一室で始めてから、半世紀近い歴史を刻むこととなりました。昭和46年に現在の自由が丘東急プラザに移転し、昭和55年には山下歯科大塚診療所(山下歯科学研究所)を開設。歯科・口腔外科の分野で総合力をそなえた臨床歯科学研究の拠点として発展してまいりました。昭和62年に医療法人社団法山会として法人化を果たし、平成6年から自由が丘・大塚ともに医科の診療を始めることとなりました。歴史が長いということは、長く通っていただいている方がおられるということであり、現在通院されている方とも長いおつきあいをさせていただくつもりでおります。短期的な成果で満足するのではなく、何十年もあとの人生に思いをいたして、診療にあたってまいりたいと気を引き締めております。
 
  歯科の分野は、日常の予防治療から先端の歯科医療までを網羅する、総合力のある歯科医療を提供してまいります。医科の分野は平成20年から、一流の病院に勤務する有能な医師に集まっていただき、個々の専門分野を活かした医療を展開しています。もとより全員が総合医・かかりつけ医として、受診される方の心強い相談相手としての機能を全うする所存であります。

  診療に当たっては、「最新の情報」・「最高の技術」・「最善の医療」を目標に掲げ、スタッフ一同チームワークを発揮して診療に当たってまいります。


最新の情報

  医学・歯学に関する情報は日々更新されています。一時代前の常識がいつの間にか覆されていることは、決して珍しいことではありません。情報のバージョンアップは医療の生命線でもあります。新しい情報に常にアンテナを立て、積極的にキャッチする進取の精神を持ち続けたいと思っています。一方で、新しい情報の中には怪しいものも多く含まれます。一流といわれる医学誌でさえも、必ずしも真実が載っているとは限らず、一年後にはその半数が否定されているとさえ言われています。現代の競争原理に基づいた医学研究の限界を知った上で、正確な医学情報に基づいた科学的な医療を提供して参りたいと考えております。


最高の技術

  医療は机上の理論ではなく、病んだ状態から健康な状態に持ち込む、実践の道です。診療にあたっては技術を練磨するという観点が不可欠であると考えています。新たな技術や機器を積極的に取り入れ、一方で、常に謙虚な姿勢で技術の向上を目指し、たゆまぬ研鑽を積んでゆくことを心がけてまいります。さらに、患者様の話から背景の因子を探る問診の技術・正確な診断能力・安心して治療に取り組んでいただける説明能力なども高度の技術に属すると考えています。単なるテクニックではない、Artとしての技術を深めて参りたいと考えています。


最善の医療

  医療を施すに当たって、あらゆる情報と技術の選択肢を持った上で、目の前の患者様をどう支えていくか、患者様の立場を理解し、その上で、冷静に診療方針を決定していけるかが常に問われています。最先端といわれている流行の医療がよいとは限りません。薬を出すことが医療ではありません。一人ひとりの病状のみならず、好みや人生観に照らして、もっともふさわしい医療をその都度考えていくことが最善の医療と考えております。
  日本の医療機関はフリーアクセスが担保されていますが、どの医療機関が良いかわかりにくいのが現状です。専門分化した医療を最善の組み合わせで受けられるように、自分の目と耳で確かめた専門医療機関と協力して治療をして参ります。自分の手に負えないから他の医療機関に任すというのではなく、治療が終わるまで常に相談相手として寄り添い、もし紹介先で十分な医療が得られなければ、次の紹介先を探し、別の問題が生じればまた別の解決策を考えるというように、「扇の要」でありたいと思っております。それが私たちの思い描く「総合医」です。


チームワークの医療

 患者さまにとって、クリニックの機能は医師だけで決まるものではなく、相談しやすい受付やスタッフ、看護師、歯科衛生士などが大きな割合を占めると認識しています。スタッフ各々が常に向上心を持ち、チームワークを円滑にし、患者様が誰にでも相談できるような環境を整えていきたいと思います。患者様も積極的にスタッフとコミュニケーションをとっていきたいと思います。 そのために、当診療所に勤務する一人ひとりが、各々の貴重な人生の一ページとして充実した仕事が出来るように、考えて参りたいと思っております。